すべての公立高校を受験するみなさんへ

いよいよ、静岡県の公立高校入試の日がやってきましたね。

これまでの努力のすべてを、この一日にぶつける時です。不安や緊張を感じるのは、それだけ一生懸命に頑張ってきた証拠。だからこそ、自分を信じてください。試験会場では、いつも通り深呼吸をして、落ち着いて問題を解いてください。難しい問題があっても、今までやってきたことを思い出しながら一つひとつ丁寧に取り組めば大丈夫。最後の一秒まで、粘り強く諦めずに向き合うことが大切です。

そして、今日まで支えてくれた家族や先生、友達に心の中で「ありがとう」と伝えながら、試験に挑んでください。

みなさんの努力は決して無駄にはなりません。結果がどうであれ、この経験が皆さんを大きく成長させてくれるはずです。

自分を信じて、自分の力を出し切ってください。みなさんが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、心から応援しています！

受験生の母親の皆さまへ

明日は、お子さんにとっての大きな挑戦の日。そして、それは母であるあなたにとっても、長い長い旅のひとつの節目となる日です。

これまでの15年間、お子さんの成長を見守り、励まし、ときには一緒に悩みながら、一緒に歩んできたことでしょう。

朝早く起こし、お弁当を作り、体調を気にかけ、夜遅くまで勉強する背中を見つめながら、時にはくじけそうになるわが子を「頑張れ」と何度も心の中で祈ってきたはずです。そのひとつひとつが、お子さんの力となり、今日という日を迎えています。

きっと明日は、試験会場に向かうお子さんの背中を見送りながら、胸がぎゅっと締めつけられるような気持ちになるかもしれません。

でも、どうか安心してください。あなたが注いできた愛情と支えは、間違いなくお子さんの中に根を張り、強さとなっています。

受験は、親子で乗り越える人生の最大のイベントです。どんな結果であろうと、お子さんはもう十分に頑張っています。

試験が終わって帰ってきたら、「おかえり、よく頑張ったね」と、ただその背中をそっと抱きしめてあげてください。そのひと言が、お子さんにとって何よりのご褒美になるはずです。

ここまで本当にお疲れさまでした。すべてのお母さまの愛情と支えに、心からの敬意を込めて。