カテゴリ
- お知らせ (27)
◆授業日
10/07
◆学年・科目
高3受験英語
◆教材
北大の英語15年
(北海道大学入試問題 過去問集)
◆実施事項
問題13~問題15
◆ワンポイントアドバイス
皆さんよく読解できていると思います。あとは、ミスを減らしていくことなどにも気を付けていきましょう。
文法事項:13の問3を以下の2点に注目すると解きやすくなります。
Neither A nor B の発展形として考えること、否定形の強調表現として、倒置が起きること
テクニック:自分の細かいミスのくせを把握し、対策を立てていきましょう。
例えば、very,much, overwhelmingly, extremely などの「程度を強調する」副詞などは訳し忘れが多発しがちです。なぜなら、そのような表現がなくても「主語、動詞」「名詞、動詞、形容詞」という文の基本が訳されていれば、日本語として書いているときでも読み返してみても、違和感が少ない、あるいはほとんどないことが多いからです。このような訳し忘れは、長文を訳す際に特に犯しがちなミスです。
例えばI like him. と I like him very much. なら、短文なので訳し忘れることは少ないかもしれません。
しかし、15の第一段落4文目を自分で訳してみようとしたときに、extremely をうっかり見過ごしてしまっても、文章としてはおかしくありません。しかし、採点者はこういった細かいミスからも点を容赦なく引いていきます。
このようなミスを防ぐためには、「自分のやりがちなミスの性質を把握する」そして「それに対策する」ことが重要です。
この場合なら、「自分は副詞を見逃しがちである」「では訳す英文中に副詞を見つけたらそこにマークを付けて、訳したか後で確認しやすくする」などといった対策です。
こういう小さいところで点を減らさないようにしていきましょう。