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韮高1年生の物理基礎でやっている「熱力学第一法則」についてです。なんとなくオドロオドロしい法則ですが、穴の開いたバケツに水を注ぐことをイメージしてもらえばいいんですよ。
◆外部に〇ジュールの仕事をする
→バケツから水が漏れている。
◆気体の内部エネルギー
→バケツに入っている水の量
こう考えてもらえると簡単に問題がとけるようになります。
【例題】
気体が外部に32Jの仕事をして、気体の内部エネルギーは48J増加した。
気体は熱を吸収したか放出したか。またその熱量は何Jか?
【解答】
バケツから漏れた水が32なのに、バケツの水の量が48増えたってことなんです。
水が32漏れていたってバケツの水が48増えたってことは水をバケツに80注いだってこと。つまり答えは『80Jの熱量を吸収した』ってことです。