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どのくらい出来れば韮高・三島北に行ける? ~長男・長女の受験戦略05~

2023/01/16

韮山中学を例にとると1学年約150人で生徒・親に人気のある進学校の韮山・三島北に進学する生徒は毎年15~20人程度となっています。

公立高校進学にとって独特なのは私立中学受験と違って, 定期的な『教育相談』という三者面談で中学校の意思(つまりどの高校を受験させたらいいか)が大きく左右されるということです。

この時に生徒・保護者と対峙するのは当然クラス担任となるわけで、このクラス担任が生徒にどのような印象を持ちどう評価しているかという『心証』は意外と大事になってきます。

もちろん中学では定期テストがあり、その定量的な成績がダイレクトに内申書に影響するわけですが、それ以外にもその生徒の人柄(生徒や教科担任からの信頼度)、責任感クラス担任はじめ各教科担任とうまくコミュニケーションが取れる子なのかなども内申書の点数に少なからず響いてくるものです。

そしてそうした生徒の印象は、中学に上がったばかりの1年生のころからすでに教師間で有形無形に共有されつい週的に教職員の共通した心証として形作られていくのです。

教師は最初の定期テストで生徒のおおまかな実力が分かります。見通しの利く教師は、入学したばかりの生徒の最初の印象と、その後の定期テストの結果を踏まえて、「この学年で公立上位校へ行けそうなのは、○人くらいだろう」と頭の中でそろばんをはじきます。

ですからこの時点から教師にあなたの息子さん・娘さんが『上位校合格予備軍』としてカウントしてもらうためには取り組みを「いつから」すればいいかという目安はなく、早ければ早いほうがいいに決まっているのです。

特に1年生の4月5月の時期の教師の視線をあなどらないこと。教師に最初から良い印象を持たれたら、それがいい先入観になります。

ただ中学1年生になったばかりの子供に 学校から出されるすべての課題や提出物をきちんと自主管理させるのは難しいもの。とはいえ特に内申書に関わる部分については、最低限、親もしくは学習塾がしっかりマネジメントできる体制を取ることが必要でしょう。

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