月別アーカイブ:2023年02月
定期テストが返されたらどうする? ~長男・長女の受験戦略07~
中学校の学年末テストが終わり来週あたりから返却されてきますね。
定期テストは勉強を進めていく上で重要ポイントを理解しているかという観点で出題されるので,とくに高校受験に向けて自分の弱点・課題を見つけるのにとてもいい材料です。
ですから点数や順位だけを意識するのではなく,できなかったところ間違えた問題をもういちど見直すようにしましょう。
たとえば同じ35点でも、空欄ばかりなのか、スペルや書き間違いのミスが多いのか、記憶違いが多いのか、時間が足りなくて答案用紙の後半が真っ白なのか、など解答欄を見れば明らかですから、弱点を発見できる好機となります。
生徒の反省として多いのが「時間がなかった・・・」というものです。
定期テスト(模試も入試もそうなんですが)は,一定の時間内にどれだけ解けたかを調べるものなので,「時間がない」というのは自分の学力向上に対して何のヒントにもなりません。
逆に言うと,限られた時間の中でどうやって解答に行きつくのかを試すのが定期テストなのですから・・・・。
公立高校倍率発表されました!! ~長男・長女の受験戦略06~
公立高校の競争倍率が発表になりました。普通科の倍率をみると以下のようになっています。
沼津東(普) 1.00倍
三島北 1.13倍
三島南 0.98倍
韮山(普) 0.98倍
伊豆中央 1.10倍
生徒数の減少も影響はあるのでしょうが,それ以上に志願者が公立高校から離れている気がします。
ここ数年の中学校の進路面談の話を聞くと, 最近は先生から私立高校単願を進められる生徒が増えているようです。
「私立高校は面倒見がいいからねぇ・・・。」「内申点はいいんだけど学調の点数がよくないんで受験本番が心配ですね」と担任から一気呵成に攻めこまれると
子供を受験させた経験のない保護者さんは「そうだよな、落ちたら可哀そうだし・・・。」となるんでしょうが。
でもフタを開ければこの倍率なんで,5校あわせても落ちる生徒の確率は500分の1か1000分の1程度のはずです。
韮山高校の生徒を日々接している私からすると,韮山高校も進学校といっても最近はかなり過保護気味とも思えるサポート体制です。
高校選びは合格/不合格は重大事ではあるんですが,それ以上に大学入試に向けて経験と勉強をする気になる雰囲気選びが大切だと思っています。
そのあたりも考慮して自分の夢の実現にあった志望校を選択していただければいいですね。