塾長

中3学調の重要性を知っていますか?

2023/06/23

【中3生の皆さん】
韮山中、長岡中、函南中では来週には今回の定期テスト・期末テストの成績個票が配布されると思います。

特に中3生にとっては、次のイベントである9月5日(火)の1回目学調がこれからの志望校合格に向けて重要になっています。

近年の各中学校の進路指導の傾向としては、内申点が各高校のボーダーラインを上回っていても、学調で思わしい点がとれないと、(特定の)私立高校単願を強く勧められるようになっています。

昨年も2学期内申点42の中3の女子が学調で1回目の学調168点, 2回目が174点だったため、中学校の進路指導の結果、本人の希望していた三島北の受験ができず某私立高校に単願という結果になりました。

本来なら受験先の決定は本人・保護者だと思うのですが、中学の進路選択の意向に沿わないと2度3度と面談が繰り返され、その都度より上職の先生が出てくることになり、最終的に学校の意向通りの願書提出・・・、という「公立受験あるある」の傾向が近年より著しくなっているようです。

その理由としては、いかのような考え方が支配的だからなのではと考えています。

同じ内申点40でも、沼津市・三島市の都市部の中学校と伊豆の国・函南では基本的な学力(各学校の偏差値)が違うため、同じ内申点で受験しても伊豆の国・函南の子は沼津・三島の子に「当日のテストで競り勝てない」ので、より安全めに進路を決めさせたいうものです。

いずれにせよ、これからの7月8月の2か月は今回の定期テストの内容を踏まえて、個人ごとに志望校のレベルに見合った点を取るために必要な(かつ効率的な)勉強を進めていきましょう。

人それぞれ身長・体重が違うように、生徒それぞれ克服すべき単元も教科も異なります。自分にとって一番ふさわしい内容がなんであるのかをしっかり見極めて夏休みを過ごしてください。

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