塾長

公立高校入試で「一発逆転」は無い。~長男・長女の受験戦略02~

2022/11/21

「入試で一発逆転」はきかないと知る

まず韮高・三島北合格を目指している皆さんは、内申点が不十分だからと試験の点数で挽回するのは容易ではないと心得て下さい。

なぜなら、公立高校の入試問題は比較的易しいので、点数に差がつきづらいからです。その結果、韮高・三島北を狙う中3生のテスト成績はかなり似通った点に集中しています。そうすると、点数で逆転することはなかなか難しいのが現実です。

その一方で内申点は、中学校3年間の定期テストの結果、授業態度、提出物などでの生活態度が評価されます。つまり、この日々の積み重ねが勝敗を分けるのです。

という事は、韮高・三島北を狙う中3生は、なおさら中学校の内申点にこだわる必要があります。

静岡県の公立高校入試は、「内申点50%, 当日のテスト50%の総合評価」で合格者を選抜すると公表されています。

当日のテストは50点満点/1教科×5教科=250点ですので、内申点(45点満点)も250点に相当するということになります。つまり「内申点の1点=当日のテストの5.5点に相当する」わけなのでかなり大きな比重を占めるということがわかると思います。

「入試で良い点をとれば合格できる」

と考えている方は注意して下さい。それは中学受験や大学受験だったら…の発想です。

高校受験は、中学校1年の定期テストから始まっていると考えて地道に努力していくようにしましょう。

コメント(0)

s-Live 韮山塾
mailお問い合わせフォーム