塾長

熱力学第一法則をシンプルに考えよう!

2022/11/19

韮高1年生の物理基礎でやっている「熱力学第一法則」についてです。なんとなくオドロオドロしい法則ですが、穴の開いたバケツに水を注ぐことをイメージしてもらえばいいんですよ。

◆外部に〇ジュールの仕事をする
→バケツから水が漏れている。

◆気体の内部エネルギー
→バケツに入っている水の量

こう考えてもらえると簡単に問題がとけるようになります。

【例題】
気体が外部に32Jの仕事をして、気体の内部エネルギーは48J増加した。
気体は熱を吸収したか放出したか。またその熱量は何Jか?

【解答】
バケツから漏れた水が32なのに、バケツの水の量が48増えたってことなんです。

水が32漏れていたってバケツの水が48増えたってことは水をバケツに80注いだってこと。つまり答えは『80Jの熱量を吸収した』ってことです。

コメント(0)

s-Live 韮山塾
mailお問い合わせフォーム